DIY

2014年2月17日 (月)

雪中強行軍

以前の記事に書いたように、私は「二百三高地」は何度も見ていますが、「八甲田山」はテレビ放映の一部を見ただけです。

私自身はリフトが止まる寸前の湯沢でスキーを強行したことがあります。関越自動車道は雪の壁が出来ていました。(ちなみにその当時は、機械式LSDとスタッドレス装備の軽自動車)


雪のため、二度に渡り中止となった釉掛けに辿り着きました。ところが、釉薬の保管された棚が吹き溜まりとなり、まずはシャベルを手に道を切り開いて、釉薬のバケツを掘り出す作業から始まりました。

前回準備した氷裂貫入釉も凍結せず無事だったので、さらに水を足して攪拌します。

P1140553 こちらは還元焼成なので灯油窯に入れる予定の作品。

手前の白い釉薬が氷裂貫入釉です。窯の主も結果は知らないとのこと。赤いマグカップは斑紋赤色釉、残りの棗とミニポットは青磁釉にしました。

 

P1140555 次に酸化焼成。私が担当する電気窯です。

今回は全て金彩釉を使いました。奥に見える茶碗と楕円皿も同じく金彩釉ですが、気泡が目立つため二度焼きします。

 

P1140554 その日の午後から成形したどんぶり。もっとも、ラーメン鉢として依頼されたものなんですが、なんとなくルーシー・リー風のデザインにしてみました。

土台を手びねりして、1段だけひもを積みました。土は備前、乾燥前で300gジャストです。

 

P1140559 P1140564 いよいよ窯焚きかと思ったらさらに雪、しかも朝から雨。再び、窯場の作業は中止です。

強風の中、近所のスーパーまで買い物を強行。みかんに某社ママレードのラベルのようなへたが付いていました。

 

P.S. 雪中行軍に使ったブーツの底が剥離しました。(私じゃありません) ゴムを積層した靴底だったので、パンク修理に使ったゴムのりを流用しました。接着面積が広いので全て使い切ってしまいましたが、効果のほどはまだ不明です。サイズが合わないので自分では歩行ベンチできません。

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2013年12月 8日 (日)

フジを求めて

Kouetsu_fuji NHK日曜美術館にて本阿弥光悦作の「不二山」が紹介されていました。画像が不鮮明なのは、私がワンセグチューナーしか持たないためです。

この方は茶碗の焼成を樂家に依頼していたそうですが、私も窯を借りての作陶が続きます。

 

12月に入って空気が乾燥しているためか、ここ最近は成形中の事故が増えています。

P1140139 左の茶碗は金彩釉にする予定で成形しました。

半磁土のカップ&ソーサーは2作目です。実は1作目に釉薬の気泡が見つかったので、リベンジのつもりでしたが...

 

P1140153 乾燥中に取っ手が折れてしまいました。乾燥度の異なるパーツの接合は難しく、この写真も数回失敗した後のものです。

茄子の形の茶入は初めて成形しました。ミニポットは同じ窯の方のデザインの縮小版です。

 

P1140196 素焼きを終えて、釉掛けしました。右手前のミニポットが織部で茄子が黒天目、それ以外は金彩釉です。(カメラのレンズが結露)

前述のカップは素焼きすらできませんでした。実は...

 

P1140198 乾燥中だと気付かずに、他の方が取っ手を掴んでしまいました。取っ手はあっさり崩壊し、再び修復作業へ突入しました。

もはや何度壊れたか憶えていませんが、このカップは呪われてでもいるのでしょうか。

 

P1140213 釉掛けした作品を電気窯に詰め込みながら成形しました。どちらも備前です。

茶碗は半磁土との比較のためですが、やはりそれほど薄手にはできません。急須の蓋受けにはクラックができ、取っ手は一度脱落しました。どうにか修復したものの、素焼きで再発の可能性大。

 

電気窯に火を入れるのは数日後です。灯油窯は徐冷中なので、次回の報告は一部だけになるかもしれません。

 

P1140194 余談ですが、不二家でしばらく見なかった「苺のタルト」を買ってみました。

地元のレストランにはよく通っていたのですが、すでに閉鎖されています。

 

P.S. 先日パンク修理した自転車は、結局チューブ交換となりました。当初はパッチの失敗かと思いましたが、バルブの根元に新たな裂け目が見つかりました。

後輪ブレーキの固定ボルトとワイヤー、シャフトのナットを外すだけでした。チェーンや変速ギヤには手を触れずに、後輪をフレームから浮かせてチューブを交換できたので、それほど難しい作業ではありません。ただし、ボルト類を壊さないためにも工具は重要です。

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2013年11月23日 (土)

よろず(?)修繕承ります

先日導入したグラインダーの初仕事は陶芸ではなく、なぜか靴底の修理でした。

知人の足音が響くのでブーツのヒールを見てみると、ゴムが取れていました。他人に貸したらこうなってしまったそうです。

P1130866 まずホームセンターで適度な厚さのゴムシートを物色。今回は5mmです。

作業の失敗に備えて、ヒールの断面4枚分の面積のものを選びました。

 

これを切り取ってゼリー状の瞬間接着剤で貼り付ける算段ですが、その前にヒールの底を平面に研磨する必要があります。つま先の設置面とも平行でなくてはなりません。ここでグラインダーが活躍しました。偏摩耗した靴底も簡単に平面になります。

P1130867 あとはゴムシートにかかとを乗せて型取りし、カッターで切り抜くだけです。失敗も無かったので、写真のように半分は余りとなりました。

念のため、1時間ほど接着剤の硬化を待って近所に買い物に出かけましたが、1km弱の往復でも剥がれる気配はありませんでした。

 

後日、付属の砥石では釉薬の研磨には適さないと分かったので、日本レヂボンのオフセット砥石(GC60)を購入しました。


前回の記事では金彩釉の大皿の修復に失敗しましたが、まだ還元焼成の作品が残っているので報告を続けます。

P1140060 これは半磁土の小皿。透明釉と青磁釉です。

やはり青磁釉は筆で重ね塗りしたほうが、青の発色が良いようです。

 

P1140061 こちらは備前。上から時計回りに紅殻、白マット、天目釉。全てミニ急須の受け皿になる予定です。

紅殻の小皿は若干歪んでしまったものの、鈍く落ち着いた色になりましたが、一方で...

 

P1140063 P1140067 このミニ急須も紅殻です。もちろん窯入れも同時。

窯の場所により還元効果が強く出て、鉄が析出してしまったようです。

 

P1140157 今は酸化を加速するためにこの有様です。水で湿らせたティッシュでパックされてしまいました。

来月になれば、また違った様相で報告できるかもしれません。

 

P1140070 P1140074 青磁釉の棗。外は吹き掛け、中は筆で塗りました。蓋の見付けが顕著なように、筆で塗るべき釉薬のようです。

ちなみに、立ち上がりの厚みは約1mmです。

 

P1140107 P1140096 これは自分用のカップ&ソーサー。半磁土に天目釉です。いつもは唐津や備前の赤土を用いますが、白い素地で天目釉の発色を見るために作りました。

内臓の都合でコーヒーは自主規制しているのでココアです。

 

P1140121 半磁土に青磁釉の茶碗。

浸し掛けしたところ、長石の粒が残っていたようで、表面に融けた跡が残っています。

 

P1140125 同じく半磁土に青磁釉の大皿。

こちらは流し掛けだったので、長石の粒をより多く含んでいたらしく、融けずに凹凸が残ってしまいました。釉薬の配合をしたのは私ではない、とだけ言っておきます。

 

P1140052 窯出しの後処理を終えて、残った時間で成形しました。

右は乾燥中に割れてしまった湯呑みの補充分です。ここで備前の土の在庫が尽きてしまったので、左の茶入は唐津を使いました。

 

今は年末最後の窯入れに向けてひたすら成形中。当然ながら無事故のはずもなく、また後日記事にするつもりです。


P.S. 通学(もちろん私にあらず)のために酷使されている自転車がパンクしました。週明けまでに直すべく、またまたホームセンターへ。パッチは余っていたのでゴムのりだけ購入しました。チューブを水に浸けて空気漏れを確認したつもりでしたが、パッチをしたすぐ横に別の穴が見つかりました。結果的に二重にパッチを当ててしまったので、いずれチューブごと交換することにしましょう。

ちなみに、タイヤを点検したところ5mm以下の針金が刺さっていました。

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2013年6月25日 (火)

やわらかケイ素

普段はSSDだの陶芸だのと堅い話ばかりですが、たまには柔らかい話を。ちなみに、「やわらか戦車」のDVDも所有しています。「ガッ活!」はSEG CLIPで視聴。

 

P1120859知人宅の浴室の防水シールを補修してきました。浴槽周りだけが剥がれていたので、どうやら地震で浴槽が動いてしまったようです。

千葉県某所のホームセンターに案内してもらい、シリコン樹脂のコーキング材を調達、浴室の乾燥を待って作業を始めました。タイルやセメントの一部も破損していたので大きく埋めることになりましたが、素人施工としては十分でしょう。

写真を見てのとおり、マスキングもしていません。あとは硬化を待って余分なシリコンを掻き落として終了。説明書きには5時間とありましたが、この日は3時間ほどで浴室が使用可能になりました。

実は、素手で作業したのでシリコンパックされてしまいましたが...


脱線はここまでにして、堅い話に戻ります。

同じく知人所有のLenovo G550に搭載されていたPX-128M2SをG570に移植しました。このG570は液晶を破損して長らく放置されていたそうで、このたび液晶も交換されて無事に復活を果たしました。

G550はICH10なので、IMSMがインストールされてAHCIモードで動作していましたが、単純にSSDをG570へ換装しただけではやはり起動しません。そこで、IMSMを削除してWindows標準のSATAドライバへと戻すことで解決しました。ライセンス上はリカバリーDVDを用いて新規インストールすべきですが、共にWindows 7の同じエディションがプリインストールされた機体なので細かい部分はご容赦を。

当初はスリープからの復帰に必ず失敗するので機能をカットしていました。その後、Lenovoのファイル一覧からドライバを1つずつ上書きすることで、スリープ有効でも安定動作しています。G570はHM65チップセットなのでIRSTを用いました。

G570_m2s_info G570_m2s_mark参考までにS.M.A.R.T.情報とベンチマークを。(バージョンが古いのは気にしないで下さい)

SSDが型落ちなので書き込みはそれなりですが、読み込みは6Gb/sの速度になりました。(私のMacBook Proは3Gb/s)

 

P1120818成形を終えたいつものワイングラスと茶碗。

グラスは高さよりも容積の拡大に努めてみました。高さ14cmで110gです。茶碗は青磁釉の実験のために成形しました。最終的には私の飯茶碗になる予定です。

 

堅い話番外編。

P1120843以前に撮影したドブ川の上流に位置する貯水池で見かけました。DMC-FZ10の最大望遠にて撮影。

この子はほぼ間違いなくミドリガメでしょう。もちろん外来種。

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2013年5月 1日 (水)

Case File : リバウンド

AirMac ExtremeにUSB接続された3台のHDDのうち、1台が不調です。マウントが解除される、ヘッドの待避が連続する嫌な音が聞こえる、こんな有様なのでついにHDDの故障かと思い解体しました。

すると...

P1000564 また電源基板上のコンデンサの膨張です。しかも、以前に修理した別の個体と全く同一の部品です。

BUFFALOの電源内蔵ケースは「グッドデザイン賞」を受賞したように、分解も簡単で良い設計ですが、これだけは持病のようです。

P1000565 前回の修理で予備に買ったパーツが手付かずだったので、さっさと交換。AMラジオの製作程度の経験があれば、半田ごて一本で誰にでも可能です。

ちなみに、私は予備も含めて計4台の同種のケースを所有しています。(うち1台はFireWire 400対応)

HDDを戻してS.M.A.R.T.を確認すると異常なパラメータは何も見られず、フォーマットやデータもそのままで元気に復帰しました。

 

ブログの主題のSSDに戻って、今月の定例報告です。Intelやcrucialはともかく、悪名高いJMicronコントローラのSSDまで長期運用していますが(FlashFireと共に)、一向に壊れてくれません。

Jmon13_may01 TS32GSSD25-M

4月分のAverage Erase Countの増加は56。ブロック消去の平均値は約60GB/dayの計算となります。

もちろん、このSSDが消耗レースのトップですが、50nm世代のNANDなので先は長そうです。

 

Jmon13_may02 FTM28GL25H

AECの増加分がたった3なので強引に計算すると、ブロック消去の平均は約13GB/day。

JMicronコントローラその2。MacBook時代に酷使されましたが、その後はX31でXPを起動するだけなので、JSMonitorの余命計算も見てのとおり。

 

Jmon13_may03 C400 256GB (070H)

ここ数ヶ月はAECの増加分が5で一定しています。一方、040Hから070Hを経て70GB前後まで低下していた上昇間隔は、最新の記録では100〜110GBまで回復しました。このままWrite Amplificationが改善するといいのですが。

もっとも、空き容量が10GB以下という非常識な運用なので、とても一般例とは言いがたい状況です。これも、iTunesのライブラリが65GBと肥大化したためです。

 

Jmon13_may04 C300 256GB (0007)

こちらはUSBケースに収めて、Mountain Lionのテスト環境となっていますが、陶芸の展示会の準備もあって先月は起動した記憶がありません。

よって、電源投入回数を除いて変化無し。

 

Jmon13_may05 X25-M 160GB (102M3)

Boot CampというよりWindows 8のみでMacBookを運用。

セキュリティ更新や、iPod touchへの録画データ(300MB弱)の転送ごときは消耗の誤差範囲です。

 

窯で主催された合同の展示会もどうにか乗り切ったので、今月はいよいよワイングラスの釉掛けと本焼きです。すでに素焼きの窯入れは終えました。

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2012年2月21日 (火)

メタボ解消

私は消化管が壊れているのでカロリーの足りない日々を送っていますが、機械は所構わず壊れます。


長らく放置だったBUFFALOのHDDケースを修理しました。膨張したコンデンサを1個交換するだけの簡単な作業ですが、部品の調達に足を延ばすのが面倒だっただけです。(預かり物なら話は別) 安いケースは簡単に入手できますが、せっかくの電源内蔵ですから直して損は無いでしょう。

P1000409 電源基板はAC側、DC側のコネクタを外せばネジ2本で簡単に取れます。

手前の緑色のコンデンサを撤去しますが、半田以外に白い樹脂で接着されているので、まずこれを剥離します。

 

P1000411 リードを加熱して傾ければ簡単に...などと事が運ぶはずもなく、半田が融けてくれません。そこで、少し半田を足すことで熱伝導を良くし、ようやくリードが抜けました。

基板に極性の印刷があるので、間違えることもないでしょう。

 

P1000410 右が新たに用意した日本ケミコンの低ESR品。10mm径で、25mm高、10Vの2200μFです。(極性の印刷、またはリードの長さに注意)

ケース内は余裕があるので、径とリード間隔が同じなら問題ありません。

 

P1000412 半田が苦手でも、さすがにこの大きさなら失敗しません。(と言いつつ、予備も買いました)

基板を固定し、配線を戻して終了。

 

Case_fix01 動作確認のため、適当に転がってた160GBを収めて、S.M.A.R.T.取得。おそらく、中古で入手した他のケースを解体したときの余剰品ですが、それほど使われなかったようです。

部品1個の交換で直る保証も無いわけで、もし失敗していたらHDDも道連れです。

 

コンデンサの膨張を確認した時点で予備のケースに交換済みなので、これはFireWireのテストに使うことにしましょう。

過去には、MacBookのバッテリーが膨れ、携帯のバッテリーも膨れました。ユニボディのバッテリーだけはそうならないことを願います。

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2011年11月21日 (月)

Seven Days Repair

「ぼくらの七日間戦争」は宮沢りえ主演の角川作品です。TM NETWORKの主題歌でも有名でしょう。「時をかける少女」はアニメになったことで記憶にも新しいと思いますが、私の趣向では高嶋政宏が主役だった「ガンヘッド」となります。(正確には角川を含む合作映画) お世辞にも名演とは言いがたいキャスティングでしたが、中でも最も人間臭い台詞を吐くのがGUNHEDのコンピュータでした。


突然のX31沈黙より七日間、ようやく修理が完了しました。(部品を待っていただけですが...)

電源投入するも、電源および充電ランプ点灯、冷却ファン作動、ただしBIOS起動せず。見事な典型症状だったので、C683に位置するコンデンサ故障と判断(外的要因の可能性もありますが)、半田による交換をしました。

P1000383 黄色のチップが、今回用意した面実装のタンタルコンデンサ(220μF 4V)。互換品の型番などは検索してみて下さい。通電状態でC683周辺の回路に電位差が無いこと(つまりショート)を確認しました。実は、分解を一回で済ませるために、確認もせずに部品を発注しています。

分解前に、バッテリー、メモリ、SSD、バックアップ・バッテリーを取り外します。その後、キーボード、無線LAN、モデム、キーボード・ベゼル、ケーブル・ガイドの順に分解するとC683にアクセスできます。内部配線のコネクタに注意して下さい。

X31のHMMのリンクは以前の分解記事にあります。

P1000384 半田作業完了。私は半田職人ではないので、若干斜めなのはご容赦を。

当初は23Wの細いこて先のもので故障品の除去を試みるも、熱量不足で断念。(通常より融点が高いようです。) リード部品に使う普通のこてを当てて撤去しました。(至近のチップコンデンサに触れる寸前)

ランドに半田をわずかに足して部品を載せ、こて先を当てて終了。追加の半田は細いこてでも融けるので、簡単な作業でした。

 

組み立て前に、キーボードと冷却ファンだけ配線して通電、メモリエラーのビープ音を確認しました。初回起動は内部時計がリセットされてエラーになるので、BIOS起動まで時間が掛かります。F9で初期値に戻し、時刻を設定、F10でセーブして終了。

何事もなく内蔵したTS32GSSD25-MからWindows 2000が起動、幸か不幸かX31が息を吹き返しました。もちろん、ウルトラベイ2000にマウントしたFTM28GL25HのXPも無事です。今後も、プチフリSSDと長い付き合いになりそうです。修理失敗に備えてR50に用意したSATA用のウルトラベイ・スリム対応マウンタは余剰品となりました。(C300でも載せようかな)


その後、冷却ファンの回転が止まらないことに気付きましたが、再びBIOSをリセットしたら静かになりました。(詳しい原因は不明)


P.S. エアカウンター購入から約1ヶ月、日に数時間使用してもバッテリーの残量表示に変化はありません。もっとも、eneloop liteなので表示が正しい保証はありません。

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2010年8月20日 (金)

大人の自由研究

どういう訳か、夏休みの自由研究を手伝う羽目に。親御さんがテーマを「ダム」と決めたそうなので、水力発電の実験を試みました。

P1000218 そこで、大人の科学マガジンの風力発電キットを流用。(現在は入手困難)

発電ユニットはコイルが固定、ネオジム磁石が回転するので、交流を発生します。低い電力でも視認性の高い赤色LEDが付属です。

 

P1000219 壊れた冷却ファンを解体して水車にしました。あとは自転車の虫ゴムで連結して完成です。

台所で水を流せばLEDが点滅するので、交流と直流の違いも理解してもらうことにしましょう。

 

続いて、私の自由すぎる研究の話へ。

C300の256GBを搭載したMacBook Proを1週間連続稼働させて、S.M.A.R.T.の変化を観察しました。以前はX25-Mで実施したこともあります。

B5_1week02 これは開始直前。ID#の173がAD、181がB5です。2度のOSインストールや日常の使用量から、少なくとも二回り分は書き込んでいますがADは0のまま。B5は16進数に直すと、1800000013です。

 

B5_1week01 そして、ちょうど1週間経過。

7日0秒は出来過ぎですが。ここまで厳密である必要もありません。

 

B5_1week04 書き込み量は91.90GB。Snow Leopardは10進表記です。

 

B5_1week03 ようやくADが1に変化しました。

B5は230000001Cです。上位と下位のビットの増加は、それぞれ11と9になります。

 

B5_1week05 空き領域のゼロ消去を2回行い、約300GBの書き込みを追加しました。

今度はB5が変化せず、ADだけが2になりました。

 

このように、普段の利用ではB5が増加し、0fillのような機械的な書き込みに対してはADが増加するという、理解に苦しむ結果となりました。このC300は月例報告にもあるX25-Mの業務を引き継いでいます。したがって、毎日10GB前後の書き込みが発生するので、今後も経過観察を続けるとしましょう。

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2010年4月22日 (木)

実写版「ライトボックス」

映画「ライトスタッフ」はマーキュリー計画を描いた作品ですが、最も印象深いシーンは終盤のチャック・イェーガーによる高高度記録への挑戦でした。スターファイターを駆るイェーガーは途中で機体を放棄して脱出しますが、無事に生還します。イェーガー役のサム・シェパードは、「ブラックホーク・ダウン」では苦しい立場の司令官を演じていました。ちなみに、この映画でのオーランド・ブルームは少々がっかりな役柄です。序盤にブラックホークからのリペリング中に落下事故で早々と退場してしまいます。


冒頭から落ちる話ばかり書いたところで、そろそろ本題へ。落ちたのはライトボックスです。普段なら、このブログでライトボックスと言えば画像の拡大表示のことですが、今回はネガやリバーサルの確認に使う実物の話です。

P1000172 A5サイズで冷陰極管のタイプです。ACアダプタのケーブルに足を引っかけて(ベタですね)落としたそうです。外見上の目立った破損は有りませんが、点灯しません。こうなると、考えるまでもなく故障原因はたった一つです。

 

P1000175 見事に冷陰極管が割れています。割れたおかげで取り外しも簡単でした。

ところで、内部構造は呆れる程単純です。冷陰極管とインバータ、アクリル板、あとは配線とスイッチだけです。

 

P1000173 2.6mm径で240mm長の冷陰極管を用意しました。元のパーツは実測で235mmでしたが、このくらいの誤差なら問題無く収まります。

本来は色温度も合わせるべきですが、私は故障前の状態を知らないので、今回は出たとこ勝負です。

 

P1000174 見事復活。と言っても、冷陰極管の両端をそれぞれ結線しただけです。

私個人としては青白さが強いような気がするのですが、持ち主は以前より明るいと喜んでいました。

 

最近はLEDのタイプが普及し、消費電力や堅牢さを考えれば買い替えるべきかもしれません。ただし、輝度が不足しがちの商品も多く、せっかく修理できるのですから、物は大切に使いましょう。

ちなみに、購入した店は修理不可能と言い切ったそうです。

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2010年1月27日 (水)

こわれ気分でRock'n Roll

「ふられ気分でRock'n Roll」はTOM★CATのヒット曲ですが、「北斗の拳2」のオープニングやエンディングでご存知の方もいると思います。ということで、またまた壊れ物の話です。


ThinkPad T42を預かりました。モデルナンバーは2373-3WJですから、14.1インチの高解像度(1400x1050)モデルです。動画再生など特定条件下で液晶にノイズが走るということなので、ご本人がシステムボード不良と判断し、通電確認された交換用のボードも用意されていました。

今回は交換作業だけの依頼なので記事にするつもりも無く、また手順も分かっていたので、各工程の写真記録も撮りませんでした。しかし、簡単だと思っていたこの依頼の顛末は、予期せぬ方向へ進みます。


とりあえず、T42の分解手順を知りたい方はこちらをどうぞ。ThinkPadユーザー必須のハードウェア保守マニュアルです。


P1000155_2 交換前に現状確認。

PC-DoctorのVGAテストで再現するということなので、実行するとこの有様。テスト前は全く正常だったので、やはりボード不良のようです。

 

キーボード、パームレスト、キーボードベゼルの順に取り外せば、LCDをヒンジ部分から丸ごと分離できます。もちろん、メモリや無線LAN、モデムのドーターカードもお忘れなく。キーボードベゼルは本体左側のツメが堅いので注意して下さい。


P1000156 交換後、疑いもせずXPを起動して放置していたら...

どうやらスクリーンセーバーの起動が引き金になったようです。また、Fn+F7でLCDと外部モニタのミラーリングに切り替えると、LCDだけがノイズまみれになります。

 

こうなると、LCD自体の不良も疑いたくなりますが、再びPC-Doctorを起動しました。

P1000162 P1000163 各項目を個別に実行したところ、Radeonの機能テストに限って、症状が再現することが判明しました。

Radeon周辺の異常の可能性が濃厚です。

 

そこで、ThinkPad Clubを検索したところ、ほぼ同様の症状が数件挙げられていました。チップ付近の半田クラックの可能性があるそうです。試しに、タッチパッド左上部のパームレスト部分を強く押してみたところ... ビンゴです。ノイズが消えました。

今回、システムボードが2枚共に同じ症状であったことを考えると、どうやらこの系列の機体の持病のようですね。この件に限らず、ボード交換を考えている方はご注意を。

ちなみに、この機体の持ち主は修理を諦め、そのまま使うことを決意されました。


P.S. 検査の過程で、一縷の望みにかけてBIOSとエンベッデッド・コントローラーの更新を試みましたが、後者の更新に失敗しました。eFlash版でしたが、更新実行の確認後ハングアップしてしまいます。結局、ディスケット版で成功しました。まさか、こんなところでUSBのFDDを持ち出すことになるとは思いませんでしたが。ここ最近はMacBookで使っただけです。

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